つくば市にこれから住む予定の方、つくば市内に住んでいてこれから車を購入される予定の方に、つくば市でスタッドレスタイヤを購入すべきかについてアドバイスいたします。
つくば市内は自転車のレンタルやバス・タクシー・電車などの交通網はありますが、住んでみると車があるとめちゃくちゃ便利です。
そんな、車が生活の一部であるつくば市において、スタッドレスタイヤを装着した方がいいのかどうかについて、15年以上つくば市で車を運転している筆者よりアドバイスです。
目次
通勤・通学に車を使用する方はスタッドレスタイヤを購入した方がよい!
結論から言うと、
通勤・通学に車を使用するならスタッドレスタイヤのタイヤの購入をおすすめします。
休日しか利用しない方であれば、路面凍結しやすい朝や夜の時間帯、
積雪時は利用を避ければ、なくてもなんとかなると思います。
こちらの記事では、その理由を解説していきます。
茨城県内では1~3月の間に2,000件以上ものスリップ事故が!
茨城県警によると、平成30年の1~3月に発生した路面凍結・積雪による県内のスリップ事故は
2,000件以上に上るそうで、積雪の際は1日の間に200件超発生するそうです。
スタッドレスタイヤを履いていても、油断は禁物
ただし、そのうち3割はスタッドレスタイヤを装着した車による事故だそうです。
たとえスタッドレスタイヤを装着したからといって、安心せず、
安全運転を心掛けながら、特に積雪時はチェーンの装着などの十分な備えが必要になります。
そもそもスタッドレスタイヤが必要になるタイミングは?
スタッドレスタイヤが必要になるタイミングは路面凍結の可能性がある時期、
積雪時あるいは積雪が予想される時期です。(積雪時はチェーンの装着が必要になることもあります。)
気温が2~5℃を下回ると要注意!
諸説ありますが、気温が2~5℃を下回ると路面凍結の可能性があるそうです。
理由は空気と地面には温度差があるため。
ついつい「路面が凍りだすのは氷点下(0℃以下)になってから」と思いがちですが、
気温が氷点下にならないと路面が凍結しないのではなく、0℃以上の気温でも
路面凍結の可能性は大いにあるということです。
つくば市で路面凍結の可能性があるのは1~3月と11~12月
ここでつくば市の平均気温を見てみましょう。
仮に「5℃以下で路面凍結の可能性が生じる」と考えた場合、つくば市の最低気温が
5℃以下の月は1~3月、11~12月の計5か月と、なんと1年の約半分!
つまり、路面凍結の危険性がある期間が約半年あるということです。
路面凍結しやすい時間帯は?
路面凍結しやすい時間帯は、気温が下がる朝と夜。
つまり通勤・通学で車を利用する方は、通勤時(朝)・帰宅時(夕方から夜)がまさに1日の中で路面凍結しやすい時間帯!
路面凍結しやすい場所は?
・橋の上
つくば市内には意外と多くの川が流れており、そのため橋が多かったりします。
・トンネルの出入り口
つくば市はそこまでトンネルが多くないので、これはあまり気にしなくてもいいかも。
・日の当たらない道路、交通量の少ない道路
つくば市は比較的日の当たりやすい広くて交通量の多い道路がたくさんありますが、
大通りから一本外れると、狭い道や田んぼの脇道など交通量の少ない道路に入ったりします。
自宅前の通りが路面凍結していなくても、こういった細くて日の当たらない、交通量の少ない道を普段、通勤・通学に使っている方は要注意です。
つくば在住の筆者はというと・・・
つくば市に引っ越してすぐ、車の必要性に気づき、車を購入した筆者。
正直に申し上げると、去年の冬まで普通タイヤしか使っていませんでした・・・。
それはなぜかというと、朝や夜に車を運転する機会が少なかったからです。
通勤・通学に車を使っていなかったのです。
だから、寒い日はできるだけ路面凍結しそうな時間帯は避け、
積雪時は全く車に乗らないのをてっていしてました。
ちなみに、つくば市で積雪するのはだいたい1年のうちで2~3回程度なので、
そんなに苦ではありませんでした。
妻が通勤に使用し、スリップしそうになったことをきっかけに購入
ここ数年、妻が通勤で車を使用、昨年引っ越したことで職場へのルートが変わり
「スリップしそうになった!」
と妻が話していたことから、慌ててスタッドレスタイヤを購入しました。
まとめ
以上から、通勤・通学で車を使用される方は、車を運転する時間=路面凍結しやすい時間であること、そしてほぼ毎日車を使うことからスタッドレスタイヤの購入をお勧めします。
ただし、スタッドレスタイヤを装着したことで慢心していると、スリップしますのでくれぐれもご注意を。
車の利用が休日程度の方であれば、必ずしも必要ではありませんが、
装着しないのであれば、朝や夜、積雪時などスリップの可能性があるときは
利用を避けましょう。