成功する塾の選び方(2)集団?個別?

こちら、しばらく更新が滞っており申し訳ございませんでした(汗)

さて、今回は、我が子の塾選びの最初の悩みどころ、集団塾か?個別指導塾か?について、学習塾歴11年の私がお話します!

以前書いた記事をまだ読まれていない方は、こちらもぜひご一読を♪

成功する塾選び(1)結論から!

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集団塾・個別指導塾のメリットデメリット

それぞれの塾のメリット・デメリットです。

ちなみに、私が個人的に下表で協調している「いい先生に当たるとコスパ最強」に勝るものはないと思っています。

各項目を扱っていくと長くなるので、別の投稿でお話します。

  集団塾 個別指導塾
メリット

授業料が安い

講師の質が高い

競争意識が高まる

受験に強い塾が多い

一人ひとりに合ったカリキュラム

生徒一人当たりに割いてもらう時間が多い

いい先生に当たるとコスパ最強

デメリット

授業に取り残される可能性も

内気な子は質問できず消化不良も

一人ひとりをみてもらえない=結局は学校と同じ

 

 

授業料が高い

学生講師が多い

講師の当たり外れが多い

競争意識は高まりにくい

経験値の低い塾長がいる

フランチャイズ教室が存在

1:2以上は相方に要注意

受験に強いかどうかは不明

成績の伸びは講師に依存

集団塾の教室と一緒だと片手間

講師となれ合いになりやすい

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まずは両方の体験授業を

「うちの子は集団!」「うちの子は個別が向いている」と我が子がはたしてどちらに向いているのか、すぐに解答できる方は少ないと思います。お子様が塾に通いだす時期の親御さんは、30代以上の方がほとんどだと思います。私もその一員ですが、恐らくみなさんの時代は集団塾がほとんどだったと思います。

しかし現在は塾も多様化し、個別指導塾の勢いが伸びていきました。周りでも個別指導塾を選んでいるお子様も思った以上に多かったりすると思います。

さて、実際に皆さんが個別か集団塾か迷われたとき、何をするのが一番か、お伝えします。それは、「お子様を両方のタイプの塾に体験授業として行ってもらうこと」です。体験授業の多くは無料、あるいは数千円程度なので、月額数万円を無駄にしないためにも面倒ですが試してみる価値はあります!

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体験授業はどこを選ぶ?

とはいえ、近隣に塾が多い地域ですと、体験授業の選定だけでも大変ですね。そんな時に、一応、優先順位を書いておきます!

1.お子様の行きたい塾

お子さまの行きたい塾があれば、聞いてみて実際に体験授業を受けてもらうといいです。ご本人がご本人から「ここに行きたい!」と思っている塾って、すごいんです!だって、勉強嫌いな子が多い中、「勉強する場所」に自分から「行きたい」と思えるのって、経験上本当にすごいことなんです!あとは体験授業を受けた結果、親御さんご納得いける塾であれば、集団であっても個別であっても最強です!

2.地域やママ友、パパ友に好評な塾

人は他者から「すごいね!」と思われるものしか紹介しないのは、昨今のSNS事情からもみなさんご存知のことと思います。だからこそ、地域や知り合いからの評価は一番の情報です!逆に言うと、評判の悪い塾は、信頼している人の情報であるほど選択肢から外すべきです!

3.その他

サイト上の口コミもありますが、Web上は様々な操作(これも今度お話します)が行われている可能性も多く、有益な情報2怪しい情報8くらいの受け取り方がいいです。(極端くらいがちょうどいいです)

あとは、月謝ですが「この月謝では、絶対に無理」と思う以外は選択肢に入れていいと思います。今まで担当したお子様の親御さんも、「こんなに月謝高いと家計が大変!」と話しつつ最終的にはお子様の「ここで勉強したい!」という意識に賛同し、最終的に納得のいく結果を残した方も複数見てきました。だから、ここは多少高くても、最後はお子様のやる気と天秤にかけてください。

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体験授業では、相手は猫を被ることもある

最後に、こちらです。学習塾はボランティアでなく他業種の一般企業と同様、利益を求める「企業」であることを忘れないでください。だから、よっぽど潤っている塾でない限りは目先の入塾はどうしても獲得したいもの。声を大にして言えないですが某資料請求サイトは1問い合わせあたり、数千円、登録している塾が支払うんです。それくらい払ってでも問い合わせが欲しいというのは、お分かりですよね。

じゃあ、どうするのか、それは簡単です。冒頭で話した、互いのデメリットをつぶすような、都合のいいことを言ってきます。例えば、個別指導であれば、「講師の当たり外れが多い」に対し、体験授業でのみエース級の講師を担当させたりします。(これ、体験授業の成功率が低い教室に対し、実際に上から「そうしろ」という指示が出ていたことを現場で見てきました。あと、体験授業で入塾成功させるとその講師にインセンティブを与えたりします。だから、体験授業は講師も特に一生懸命になったりします。)集団であれば、「一人ひとりをみてもらえない」については体験でのみ、きめ細かく生徒へ声かけたり、きめ細かい面談や連絡をしてきます。

この対応は実は簡単で、個別指導の例ならば先に通塾可能な曜日と時間を伝え、その中で、入塾以降も担当可能な先生を当ててもらうことを約束してもらうことです。そして、体験授業終了後、「体験授業の先生を入塾後も担当してもらうことを条件に」入塾する旨を伝えましょう。個別指導では、ついつい「体験の先生が担当してくれるだろう」と勝手に思って入塾することが多く、そして裏切られることも多いので要注意です。体験授業専用の先生を用意している塾もあったりするほどです。。。集団の例であれば、「入塾後の電話連絡頻度や、体験授業時と同じくらい子供に声かけてくれるか(「たくさん声かけてくれたから入ったし、そうでなかったら辞める」くらいは言っていいです)などを確認したうえで判断します。

その他のデメリットを補うセールストークについては、後日お話したいと思います!

 

 

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